【概要文】 証明をするには知識は無論、必要不可欠だ。 その証明もやるに至るまでの“ひっかかり”が、今回登場する彼らにとっては知識よりも重要になるだろう。 ──なぜなら、間違いなくそれに人生を捧いでいたのだから。 【シナリオ説明】 短編、ソロ、キャンペーンの三要素を詰めたシナリオとなっております！ それぞれ舞台が「山、海、街」と全く違うところから展開されます。 また、各話シナリオが独立しているため、全て同じ探索者で通過することも、別々の探索者で通過することも、どちらも可能となっております。 （途中でロストした場合、遊べなくなってしまうことを未然に防ぐためでもあります。） 全編通してプレイ想定時間が、通話補助有りテキスト形式にて２～３時間と一晩ほどとさっくり遊べる内容となっています。（RPによって左右します） 継続探索者でも遊びやすいよう、シナリオからの推奨技能は無し。戦闘はあっても全て特殊処理となっており、戦闘技能がなくとも生還可能な構造でございます。 【各話説明】 ◆1話「180度の証明」ロスト率：★★☆☆☆ 探索者は、秋田県を訪れていた。 肌寒くなり冬が顔を覗かせるこの季節、冷たい風と澄んだ空気がようこそと探索者を迎える。 ここに来た理由は所謂観光目的で、黒又山という場所にあるストーンサークルなどを見に来たのだ。 オカルトで有名なこの場所で、探索者の身に何も起こらないわけがなく──。 ▽こんな人に ・山に行ってオカルティックなものに触れたい ・都会からはみ出てみたい ▽こんな人はやめたほうが良いかも ・実在する場所を舞台として扱われていることが嫌 ・描写でも死体などグロ方面のものは見たくない ◆2話「直線の証明」ロスト率：★★☆☆☆ とある夏の日、探索者は船に揺られていた。 君はあることをキッカケに、リゾート地へと向かっている。そう、君は運良く旅行のチケットを手に入れたのだ！ その名前は「利蔵島（リゾウトウ）」。大富豪や有名人が多く予約をするほど満足度が高いとの噂だ。 そんなところでゆっくりできるなんて、なんとラッキーなことなのだろう。ここなら何も気にせず、羽を伸ばせる──そう思っていた。 ▽こんな人に ・クトゥルフ要素を味わいながらSAN回復がしたい ・リゾート地に行きたい ▽こんな人はやめたほうが良いかも ・SAN回復をしたくない ・探索者に休息を与えたくない ◆3話「自己の証明」ロスト率：☆☆☆☆☆ 探索者は変わらない日常を過ごしていた。本当に、変わらない日常だった。 奇怪な現象に巻き込まれたことがある探索者は、本来はこれが普通なのだろうと思うかもしれない。 ニュースも、当たり障りのない内容。異変を感じない空。響く人の笑い声や世間話。 それでも、あなたは選ぶことになる。 探索者のみに許された選択を。 ▽こんな人に ・継続探索者で遊びたい ・探索者を掘り下げたい ▽こんな人はやめたほうが良いかも ・絶対に外に出ない探索者 ・探索者に探索者の知識を与えたくない 【シナリオについて】 3話は1話と2話を通過していることが、通過するにあたっての必須条件となります。 また、1話と2話はナンバリングされているものの、こちら2作はどちらを先に通過しても問題はありません。 【各話ファイル内容】 ・シナリオPDFデータ ・シナリオテキストデータ ・NPC・トレーラー・ロゴ他画像 ▼権利表記 本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する 『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION　「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」 ▼シナリオ構想等 https://mallhpmp.wixsite.com/my-site/post/shomeinoshirube --- 2021/11/04　シナリオ公開 2023/12/23　バージョンアップ 文章の再校正、わかりやすいように修正