『小文化』2巻1号
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小文化2巻1号です。特集はゲーム。各人が「ゲーム」から連想したことを、思いおもいにしたためています。もちろん、自由記事も充実。以下、掲載された文章を手短に紹介。
「ボードゲーム」ってよくわからない(LEDs)
タイトルのとおり、ボードゲーム(ボドゲ)の対象がよくわからないという内容です。結局、ボドゲとは○○だ! みたいな結論にはなっていませんが、それがボドゲ普及のネックになっていると指摘しつつ、不思議な存在感を持つボドゲへの入口になればいいなという著者の願いが込められています。
ボードゲームカフェについて雑考(ヱチゴニア)
ボドゲ記事その2。他のゲームのジャンルに触れつつ、1度買ってしまえばあとはプレイの腕次第という公平性と、たくさん種類があってあきがこない新規性というボドゲの魅力を確認したうえで、近年増えつつあるボドゲカフェを経営の側面にも触れた記事です。勉強になります。
프리파라 게임の覚書(10nies)
タイトルは「プリパラゲームのおぼえがき」です。2018年に韓国でプリパラの筐体ゲームをプレイした体験記。ゲーム限定曲までローカライズされた韓国のプリパラの基本情報、トリビアをまとめています。海外旅行が容易にできない時代のお供に。
マネーゲームで利益をあげるためには誰を参考にすればいいのか― Twitter を中心に―(つおおつ)
マネーゲームとしての仮想通貨運用において、Twitterから有益な情報を得るハウツーをまとめた1本。長年にわたり仮想通貨へ投資してきた筆者だからこそ書ける、本当は内緒にしておきたいとっておきの情報満載です。
無課金プレイヤーとしてのコミュ障(ぽわとりぃぬ)
「ノンバーバルコミュニケーションの意義を説く実践的な記事。巷のコミュ障克服記事とは一味違う。」(by ぽわとりぃぬ) 就職活動で重要なのは言葉だけじゃないんだぜという内容です。これから就活って人も、もう就活はこりごりという人にもおススメ。実はコミュニケーションは一生続くので、誰が読んでも有用な記事。これを読んでコミュニケーション強者になろう。
エロマンガ研究ってなんだ?(ぽわとりぃぬ)
「エロマンガに限らずサブカルを文学だ芸術だと褒めそやすことに潜む困難とその超克の話。」(by ぽわとりぃぬ) これまでのエロマンガ研究をふまえながら、どうすればマンガでありながら、一般向けとは異なる存在のエロマンガを分析できるのか検討した記事です。筆者の今後の研究に期待を寄せたくなる内容です。
空の棺を燃やす人々 ―負けヒロインに関する言説への私見―(10nies)
2021年に入ってからにわかに話題となっている負けヒロインの言説に孕む問題を提起する、意欲的な論考です。既存の負けヒロインに関する言及はほとんどが負けヒロインを好む自己への言及であり、負けヒロインそのものに注目する見方が乏しい現状を指摘したうえで、キャラクターの関係を注目するよう提言しています。
岐阜縦断旅行記(ヱチゴニア)
半分ぐらいタイトル詐欺なのは秘密です。レンタカーの旅って思わぬ場所へ行けるのが魅力ですよね。これを読んで、みなさんもレンタカーの予約をしてみてはいかがでしょうか。訪ねた先は本編を要チェック!
起業家は己の小文化を守れるのか―リモートワーク、学生活用、人 件費削減の壁を越えるために―(つおおつ)
個人事業主って基本的にいつでも働けるから、クライアントの都合に合わせたりずっと働いちゃったりして逆に忙しい。自分が好きな活動に時間を割くには、どうすればいいのか。会社勤めの方、学生さんも参考になるライフハックです。