ほんまるかな-L Mac & Win
- 2,640 JPY
おとなの味な丸もじ ほんまるかな 9ウェイトファミリー / OpenType
かすかに筆文字の名残り、味わいのある丸もじ。
やや左上に重心がある独特のフォルム。その危うさゆえに不思議なリズムを持っています。 丸ゴシックはもともとPOP寄りの柔らかなたたずまいをしており、デザイン書体との相性がよい書体。「ほんまる」は既存の他社丸ゴシックと組み合わせても違和感なく溶け込み、あたたかな雰囲気を醸し出します。 デザイン書体のかな文字はおしなべて形状が極端なので、普通のベタ組みではバランスがとりにくい傾向があります。「ほんまる」も例外ではありません。 そこで「ほんまる」は、縦組み・横組みのすべての文字にペアカーニングをほどこしました。ですので、メトリクス処理をするだけで、バランスのとれた組みが得られます。
「おとなが、丸文字を書いてみると…。」がコンセプト
この書体は、当社タイプデザイナー金井和夫の普段使いの文字をベースとしてデザインされたものです。わずかに筆文字の痕跡を残した、一風変わった丸文字的フォルムイメージを持っています。「EL(エクストラライト)」から「U(ウルトラ)」までの、9ウェイトで構成されています。 特徴が強いので、長文には向きませんが、短い本文組みや、ちょっとした見出しに使ってみてください。躍動感に満ちた、訴求力のある紙面になるはずです。縦組み、横組みともプロポーショナル加工を加えました。また、ペアカーニングもほどこしてあります。
■ウェイト
●ALL[フルウェイト] ●EL[エクストラライト] ●L[ライト] ●R[レギュラー] ●M[ミディアム] ●DB[デミボールド] ●B[ボールド] ●EB[エクストラボールド] ●H[ヘビー] ●U[ウルトラ]
■特長
●両仮名 一般的な丸文字とは異なり、かすかに筆文字の名残りを感じる、味わいのあるフォルムに仕上げました。キャッチフレーズ「おとなの味な丸もじ」はそこからきています。 漢字で書くと「奔丸」。既存の行書書体「奔行」の流れを汲んでいます。 重心を左上に置いているため不安定で、リズミカルに踊っているような動きのある楽しい印象を与えます。 丸ゴシックの宿命として硬い内容の文章には不向きですが、「ほんまる」は動的要素が強いので、カジュアルなものに訴求力を発揮します。 ●欧文・数字 従属欧文は当社の場合、比較的オーソドックスなものにしていますが、「ほんまるかな」はスクリプト体です。 跳ねる文字もあれば跳ねずに止まる文字もあり、破天荒でバラエティに富んだ、リズムあふれる書体になっています。使っているだけでウキウキしてくる、無条件で楽しい書体です。
■動作環境
Mac ●ハードウェア / MacOSX 10.0.0 以降 macOS 10.15までの各バージョンのいずれかがストレスなく動作する Macintosh ●ハードディスク容量 / 1ウェイト毎に4MBのハードディスクスペース ※OpenTypeは、将来的にOSのバージョンが上がっても継続してご利用いただけます。 ※技術的には ATM をインストールした MacOS 8.6〜9.2.2、MacOS X 10.0〜10.9 で表示・印刷は可能ですが、Apple 社のサポートサイクルに則り、サポート対象とはしておりません。 Win ●ハードウェア / Windows2000、WindowsXP、WindowsVista、Windows7、Windows8、Windows8.1、Windows10 の各バージョンのいずれかがストレスなく動作する PC/AT 互換機 ●ハードディスク容量 / 1ウェイト毎に4MBのハードディスクスペース ※OpenTypeは、将来的にOSのバージョンが上がっても継続してご利用いただけます。 ※技術的には 上記すべてのバージョンで表示・印刷は可能ですが、Windows8.1 以前は Microsoft 社のサポートサイクルに則り、サポート対象とはしておりません。
■収録文字
796文字 この書体は、すべてのフォントフォーマットにおいて、Adobe-Japan1-3 に準拠し制作されています。含まれる文字種は以下の通りです。 ●仮名 ・平仮名(全角全文字) ・片仮名(全角全文字) ●欧文 ・プロポーショナル欧文 98文字 ・90度時計回り回転プロポーショナル欧文 98文字 ・全角欧文 98文字 ●記号類 ・常用する句読点類・約物類のみ ●罫線類 ・罫線素片類(全角・半角)
書体仕様の詳細・ライセンス情報など
オフィシャルサイトをご参照ください。 書体仕様の詳細: https://www.renfont.com/details.html ライセンス: https://www.renfont.com/license.html 書体作者の紹介: https://www.renfont.com/author.html