CoCシナリオ　「 五月雨にアンブレラ 」 五月雨に乱れて、燻ぶる心を雨に溶かす。 ◇シナリオ概要 名　　称：五月雨にアンブレラ 形　　式：現代シティシナリオ 人　　数：2PLもしくは タイマン 推奨技能：目星　聞き耳　図書館　 所要時間：3から5時間程度（RP次第） KP難易度：☆☆ PL難易度：☆☆ 備　　考：秘匿HOあり　両片想い限定(性別問わず)　RP推奨シナリオ　継続限定 ロスト率：中（低SAN値は非推奨）  ◇はじめに 本シナリオは、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 本シナリオをプレイするには（株）KADOKAWA発行の《 Call of Cthulhu - ｸﾄｩﾙﾌ神話TRPG - 》が必要となります。 クトゥルフ神話TRPGというゲームの性質上、差別的な表現や特定の宗教に言及した場面、反社会的行動の描写が含まれますが、差別の助長や反社会的行為を推奨、特定の宗教・思想・信条を批判や擁護するものではありません。 本シナリオの内容は架空の創作物であり、実際の団体や地名、事件、歴史上の人物等とは一切関係がありません。また、版元である《 Call of Cthulhu - ｸﾄｩﾙﾌ神話TRPG - 》及び関連書籍を参考に執筆しておりますが、独自の解釈も含まれます。ご了承くださいませ。 本シナリオの著作権は全て著者にあり、本シナリオのセッション以外での使用、自作発言、再配布、無断転載、複製品の譲渡はご遠慮頂きますようお願い申し上げます。 プレイやセッションに必要な場合の改変や、加工、PLへの資料の配布はその限りではありません。本シナリオに関するお問い合わせは、作者のBOOTH・Twitter等からご連絡ください。 ◇公開HO HO1「雨」 あなたの心には愛している人がいて、その心には五月雨が降り続けている。 何があろうともあなたは相手を愛し続けるだろう。 いくらやまない雨に打たれようが、どんなに心が拗れようが、あなたには献身的な愛がある。 HO2「傘」 あなたの心は心には愛している人がいて、いつだって凪いでいる。 何があろうともあなたは相手を救い続けるだろう。 あなたにはどんなことがあっても相手を救おうとする、強い意思がある。 ◇あらすじ 記録的な豪雨が街を襲っている。一ヶ月の間やむことの無い雨は、人々の活気すらも奪っていくようだった。世界中では「未曾有の危機」などと報道されているようで、しかも、記録的な豪雨と同時にここ最近妙な病が流行っているとの噂が流れていた。その病の名前は「五月雨病」。自身の感情と関係なく突然涙が溢れ出てくるという病であり、原因不明の病とされているらしい。 そんなある日のことである。 PC1（KPC）とPC2は「花摘村」という温泉が有名な旅行地へ、日帰りで遊びに来ていた。 ある程度の観光も終わり、帰ろうとしたところで村全体が濃霧に包まれてしまったかと思うと、突然PC1が体調を崩し倒れてしまう。そこで声をかけてきたのは、とある美しい一人の少女だった。 「五月雨病を治す手伝いをしてほしいの」 「五月雨病を治すには、自分の心に素直にならないといけないよ」 はたして、PC1とPC2は無事に帰る事ができるのだろうか。 □無料版収録概要 本文PDF（59ページ）、本文text（59ページ）、概要画像1枚、トレーラー画像4枚、HOごとのトレーラー画像2枚 シナリオ内の画像は自由にお使いください。 但し、用途以外での使用は禁じます。 また、その他法に触れる行為はお控え下さい。 なにかございましたら作者のTwitter（＠neginuitoite)までお問い合わせください。 □有料版収録予定 NPC立ち絵3枚（全身）セット。著作権はすべて１－１さん（@kiiiitsui）にあります。 立ち絵について以下のことを禁じます。 ・自作発言 ・立ち絵を乗せた画像をSNSなどで不特定多数の目にさらす行為 ・絵師さまへの迷惑行為 ・購入していないにも関わらず、横流しをする行為 ・イラストにこれ以上付け足す行為 ・別シナリオのPCとして使用する行為 配信、リプレイ動画での使用などにつきましては、ご相談ください。 それ以外の他人に迷惑をかける行為、また、上記の内容に反した行為はそれなりの方法で対応させていただきます。 2021年12月某日　 著：楪　まこ