【松型艦娘戦史シリーズ　1改】 相次ぐ戦闘で多数喪失した日本艦隊型駆逐艦の穴埋めとして1944年より建造された戦時量産型駆逐艦、日本海軍最後にして最新鋭の松型駆逐艦。かつての二等駆逐艦と同等の型落ちとすら評されながらも末期戦で活躍した松型の中、従来型駆逐艦にも引けを取らない武勲艦として名を上げたのが、2番艦「竹」。 これは、そんな強運の孤軍奮闘艦「竹」が竣工してから、マタ三〇船団や多号作戦といった様々な輸送船団護衛を経て、戦後連合国に引き渡されるまでの艦生を、艦娘達に仮託して再構成した物語―― 初版発行　2021/12/30 初頒布　　コミックマーケット99 ※本作は2017年8月発刊の『比律賓の一本槍』をもとに、刊行後実装された竹らを公式準拠の艦娘に置き換えた上で大幅加筆したものとなります。なお、発刊時点(2021年12月)で未実装であった梅や冬月など一部艦娘はオリジナル艦娘としての登場となります。予め御了承下さいませ。