画材研究のための原画シリーズです。 今回はケント紙に描く、をテーマにしつつ、胡粉の使用や色調の統一などを実践しました。 サイズは9cm四方で、豆色紙よりは大きいサイズです。 原画のお楽しみキラキラ要素もたくさんのっけています。 (額は付属していませんので、オプションで簡易なものをご用意しています。) 今回イラストのテーマは7周年に合わせて「初期刀と日本の四季の花」にしています。 以下制作メモなど…ご参考までですが、ご購入の際の楽しみになればと思います。 【加州清光×椿】 冬の花、椿。色的にも凛としたイメージもズバリかなと。ラメはがつっと金を花と耳飾りのの部分に乗せました。主張激しく華やかに。 【蜂須賀虎徹×藤】 春の優しくて暖かな風のなかからふわっと現れそうなので…。傾けると分かる、ラメというよりパールを、紫のパールを乗せてます。見守るような優しい雰囲気の輝きです。 【山姥切国広×紫陽花】 梅雨の翳りの部分と、その雨の間の束の間の落ち着いた時間と。ラメは3つの部分の花の部分にそれぞれ3色に見えるラメをかけているので華やかです。華やかな刀ですから…。 【陸奥守吉行×金木犀】 秋を身近なものにしてくれる優しく温かな花。グリーンとゴールドを感じられるラメを全体的に散りばめました。爽やかかつ暖かさもある雰囲気になりました。 【歌仙兼定×桔梗】 象徴的なモチーフを素直に使用しました。イラスト自体は色味があまり広がらないように控えめで、ラメはレッド×ゴールド×パープルで華やかに、を意識しました。