






普通の定義は人によって異なるものだと人は認識してはいるが、 案外、自身の定義がずれていることに気づかないものなのである。 ──Yvette Trantoul 「La ville où vivent les Fée」より ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ずっと見られている気がする。構内ですれ違った彼らはずっと、 黒い目で青年を見つめている。 ──「友塊」 静かにお酒を飲む彼女の口からこぼれたのは、 数年前に廃園となった遊園地の噂だった。 ──「風説」 熱が出たときはしっかりと休みましょう。 なにになるか分かりませんから。 ──「猫鬼」 誰もいなくなった両親の実家で、 忘れたくない、祖父と少年の思い出のはなし。 ──「芳夏」 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 人より変わった日常を送る青年の毎日を描いた話を 4篇まとめました。 とあるゲームの世界観からインスピレーションを受けて、 全ての話を書いています。 変わっているのは青年か、 それとも街なのか。 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 2022年1月16日に開催された 文学フリマ京都 頒布作品です。 収録作品 1.友塊 2.風説 3.猫鬼 4.芳夏 ・A5 ・110ページ ・微怪奇小説 2022.1.16 頒布 2022.1.18 公開






