ドラゴンクエスト2の探求 西洋中世と世界文学で読み解くドラクエ2
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ゲームソフト『ドラゴンクエスト2 悪霊の神々』(以下ドラクエ2)を考察した本です。 本書は次の二つの特色をもっています。 1.西洋中世や世界文学などの観点からドラクエ2を読み解く 2.原典(ドラクエ2のテキスト)を引用し、論拠となる参考文献を記載 西洋中世や世界文学を(参考文献を明記しつつ)照射することにより、ドラクエ2という世界について、より豊かに深く面白くそのニュアンスを汲み取れるのではなかろうか、という試みです。 以下は考察の一例。 ・50Gと銅の剣しかくれないローレシア王は、本当にケチなのか? ・サマルトリアの城の立地の秘密とは? ・なぜドラクエ2の世界には、銀のカギと金のカギがあるのか? ・なぜムーンブルクの王女は、殺されずに犬に変えられたのか? ・ドラクエ2の世界観のモデルは、地球上のどのエリアあたりまでか? ・ロンダルキアへの洞窟地下1階の、腐った死体だらけの部屋は何なのか? ・ハーゴン教団は「異端」なのか? ・ハーゴン神殿1階の、十字の中心で邪神の像を使う行為は何なのか? なお、表紙タイトル下のイラストは、FC版ドラクエ2のロンダルキアへの洞窟の出口附近のフィールド画面を模して、私がPowerPointにて作成しました。