2015.11.01 ラヴ・コレクション2015 in Autumn発行 剣が君　黒羽実彰×香夜／縁×香夜　小説／A5-52p 実彰さんと縁さんの朧月組の短編をそれぞれ１本ずつ。いずれも花嫁行列中のささやかな一幕から、各ルートの「ある一つのエンド」へつながるように書いたお話です。 ■「すみれと、藤と、」…さねかよ／花嫁行列・三島宿～さった峠でのお話。 シグラギ一味に捕らわれた香夜を助け出してくれた実彰が、なぐさめに髪へ挿してくれたのは美しい藤の花だった。実彰の気持ちを嬉しく思った香夜だったが、それと同時に思い出したのは、ふたりで三嶋大社に参拝したときの出来事だった。 ■「あおい月」…えにかよ／花嫁行列・油井宿でのお話。 駿府も目前に迫った、東海道・油井宿での夜。眠れない香夜は鞘の間に控えていた縁に連れられ、気分転換に真夜中の庭へと出掛けることになる。月明かりの下、縁が左腰に帯びている刀にふと目が止まった香夜は、あるひとつの疑問を縁へと投げかけた。 （サンプル） http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=53227343