内村コースケ写真集「正方形の視界」
Physical (worldwide shipping)
Purchase via Buyee
- 2,000 JPY
Physical (ship to Japan)
- 2,000 JPY
写真家・内村コースケの最新のフォトブックです。個展「正方形の視界」(4/8〜17川越・クラウドギャラリー)会場で販売中のものをこちらからお買い求めいただけます。 <6x6のフィルム写真とアスペクト比1:1のデジタル写真によるスクエア・フォーマットのモノクローム作品集> A4判72ページ 写真」という日本語は、どうも違う。そこに真実は写っていない。 かといって、英語の「Photograph=光画」はどうか。画(絵)と写真は違う。 撮影者がいる限り、「心」は必ず写真に反映される。 一方で、カメラという機械の目を通すことで、主観や思い込みと無関係なものも写り込む。 それが、写真の面白いところだ。 心ある者が客観的な視点を併せ持った時に、写真の「真」という文字は、「真実」から「真理」へと昇華する。 真理を具現化する「神の目」は、横長の人間の視界とは異なるものであろう。 横にも縦にも偏らない正方形には、一切の偏見がない。 真理を映す神の視界は、案外スクエア・フォーマットではないかと思っている。 (プロフィール) ■ 内村コースケ(写真家) 1970年ビルマ(現ミャンマー)生まれ。少年時代をカナダとイギリスで過ごした。早稲田大学第一文学部卒。中日新聞の地方支局と社会部で記者を経験後、カメラマン職に転じ、同東京本社(東京新聞)写真部でアフガン紛争などの撮影に従事した。2005年よりフリーとなり、「撮れて書ける」フォトジャーナリストとして、ペット・動物愛護問題、地方移住、海外ニュース、帰国子女教育などをテーマに撮影・執筆活動をしている。特にアイメイト(盲導犬)関係の撮影・取材に力を入れている。ライフワークはモノクロのストリート・スナップ。日本写真家協会(JPS)正会員。