「#まわるミツバチ」台本データ
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日雇いバイトで食いつなぐミチと、一般事務の契約社員として恵比寿で働くアサコ。 二人は高校時代からの親友。 そして、ふとしたきっかけで知り合った男性、タマキくんを「シェア」する関係でもある。 恋人でもなければ、友人でも、セックスフレンドでもない。 どう言う関係なんだ、と問われれば、「パートナーシップ」だなんて笑って答えるけれど。 ある日、「シェア」していた男性が消える。突然の行方不明。 同じくして、高田馬場の実家から飛び出すように香川に都落ちして六年、 父親が再婚して以来、一度も家族と連絡を取っていなかったちなみのもとに、父親の訃報が届く。 別になくたって生きていけやするけど、あったらあったで手放し難いもの。 舞台上をLINEとTwitterと人が交差し、人と人の関係が錯綜する、 ネットワークの中でもがく、ミツバチたちの話。 家族と他人の、切っても切れない因果の話。 たぶん、ずっと、長い間、私は家族についての話をしたかったんだと思います。 まあ、おせーよ、って話なんですけどね。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 前進のユニット「ドレスダウンの女」にて上演した「ミツバチ」を改稿し、上演した際の上演台本となります。 「家族」について、2つのグループの視点から考える作品となっています。 総ページ数:75P 上演時間:およそ120分 人数:7人 ※上演許可等のお問い合わせはanonet公式(anonet.etto@gmail.com)までお寄せください。