林藤匠夢アンソロジー『目尻の皺にキスをして』 未だ原作で描かれていない 彼の瞳に想いを馳せてーー ーー林藤さんが好き。男の人として好き。キスも、その先も、林藤さんとしたい。 まだ高校生だった彼女が提案したのは「交際を前提としたお付き合い」だった。 春の告白は晩秋の口づけとなり、如月の誘惑は真夏の嫉妬を実らせ、季節は巡るーー。 緩やかにいつまでも続く二人を描く表題作『目尻の皺にキスをして』の他、知られざる素顔を暴くため彼を尾行する『林藤支部長の一日』を含む全十三編を収録。