これは、誰かの破滅を描く物語だ。 ------------------- COMICMARKET100にて配布したシナリオです。 書籍版では、無料でセッション素材がダウンロードできます。 テーマは『悲劇を楽しむソロシナリオ』 最終戦争直後の核シェルターを舞台に、繰り広げられる愛憎劇にドールは巻き込まれていきます。 NPCの生殺与奪を握りたい方におすすめ！ ▼TALTOにて本文無料公開中！ https://talto.cc/projects/WtxWvMkPf3VtOjGnjVXkd ▼シナリオ概要 PL人数：1人 必要時間：ボイスセッション/4〜5時間　半テキストセッション/5〜8時間 使用ルール：『永い後日談のネクロニカ基本ルールブック』『箱庭の物語』『歪曲の舞踏』 対象ドール：初期作成ドールのみ NC難易度：難しい PL難易度：プレイヤーの選択ではロスト有り シナリオ傾向：マルチバッドエンド/NPC確定ロスト ▼注意事項 ・ドールの『暗示』『記憶のカケラ』が事前に決まっています。 ・シナリオをクリアすることよりも、物語の演出を目的としたシナリオです。 ・このシナリオではバトルバートの勝利条件が複数設定されており、どちらを選択するかでエンディングの演出が変わるのでご注意ください。 ・シナリオ中に官能的な表現はありませんが、死体の描写や、暴力的な内容を含んでいます。 ▼導入 あなたが目覚めたのは研究所の玄関ホール。白を基調とした空間は血で汚れていた。空気は生臭く、血は乾いていない。 頭に当たる感覚から、誰かがあなたの頭を膝に乗せているのがわかる。目線を動かせば幼い顔立ちの少女と目があった。 「あぁ！　マスター！　私よ。あなたのアキレギアよ！　会いたかった！」 目覚めを喜ぶかのように少女は微笑んだ。 赤く汚れた手で、アンデッドになってしまったあなたの頬を撫でながら。 ▼禁止事項 セッションで使用する以外での目的で、当シナリオの無断転載・複製・翻訳・再配布はご遠慮ください。