今までDIP ICのピンの整形は机の上の平面を使ってやっていました。 　幅広のICであればそれなりに問題ないのですが幅の狭い汎用ロジックIC等ではどうしても反対側のピンが手で押されて少し曲がってしまいます。 　そこでオリジナルのピン整形ツールを作ってみました。 　今回３Ｄ ＣＡＤで設計したピン整形ツールが上図です。図では判りづらいですが、ピンを挟む部分には若干テーパーを付けてピンの先端程、ピン間隔が狭くなるようにしています。 　ICの幅が普通のサイズ用（上図１、３）と幅広用（上図２、４）の2つのSTLが含まれています。幅広用はMC68008等の48ピンまで対応しています。 　図３はSLA方式の３Dプリンタでの出力例ですが、強度的にはFDMタイプの３ＤプリンタでPETG/ABS/PLA等のフィラメントでの出力を推奨します。 　尚、下記のブログでも公開しております。（商品登録操作の訓練も兼ねて登録致しました） https://piclabo.blog.ss-blog.jp/IcPinFormingTool