文詩世界シリーズ『銀の靴の魔女』 A6／172p／現代怪奇・恋愛 見ないフリをすれば案外平穏に暮らせるもの。 怪異と、オトナの建前と、揺れる恋心。 こいつらが東京の影に潜む『化け物』だ。 日常に潜むいろんな化け物がじわじわと黒野叶の『いつも通り』を壊していく。 そんな化け物を殺す化け物と、化け物に恋した女の子。 壊れていく世界でただ『当たり前の日常』を送りたかったお話。怪異なんていなくても、きっとみんな、呼吸をすることが難しかった。 現実と異界の境界線が曖昧になっていくように、詩と小説の境界線も曖昧に崩していった、少し独特なタッチの文体です。 【サンプル】 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20074268