2022年のベトナムを、目一杯の厚さで両手に。 2020年から2022年の初頭まで、ベトナム・ホーチミン市では幾度に渡るロックダウンが行われ、市民は厳しい外出制限を余儀なくされました。 民主主義国家ではないベトナムでは、日本の比ではない厳重な社会生活の制限が行われました。それは主要産業の一角である観光業においても同様でした。 2022年3月から順次制限が解除され、5月からは入国時のあらゆる制限が解除され、コロナ禍以前の自由な入国が出来るようになりました。 作者は2022年6月中旬より2週間ベトナム・ホーチミン市とフエに出張をしました。カメラとレンズを大量に持っていましたが、仕事です。 2019年末、作者は1冊目のホーチミン市の写真集を作成し、2020年初頭に出張先の現地企業に納品しました。日本からの出張者への記念のお土産として渡す品だそうです。 それから2年半、久々に訪れたホーチミン市、現地企業の社長に言われました。「日本人の視点でいまのホーチミン市、ベトナムの写真を撮って欲しい」。 そして出来たのがこの本です。 観光地の紹介やそれぞれの街のエピソードなどは全て省きました。 約240点ほどの写真を撮った順に載せました。 2022年のベトナムをそのまま感じ取ってください。 A4正方形　本文250ページ