【電子版(PDF)】交通とUI Vol.1
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【注意】 本書は以下のイベントで頒布しているデータと同一のものです。 ・技術書典13(オフライン開催) ・技術書典オンラインマーケット また、会場でダウンロードカードをご購入された方はこちらではなく「0円」で頒布しているバージョンをダウンロードしてください。 ---- 交通機関におけるUIに着目したUI/UXデザインの本です。第1号は3本立てでお送りします。 1. 公共交通における案内表示の多言語化を観察する 発車案内表示や車内の画面、サインシステムといった公共空間におけるUIは、PCやスマホ向けのアプリケーションと異なり、利用者が操作できなかったり利用者から画面が遠かったりといった独特な制約があります。そういった中で多言語化へのアプローチは様々なものがあり、交通事業者によって戦略や設計思想の違いがあるのです。本特集では、実際に筆者が駅や車内などの現地に訪問した結果を基に、事業者や路線ごとの違いを考察します。 2. メディアアート的手法の社会実装を観察する 「エキマトペ」 JRや富士通などにより、聴覚障害者のためのUIとして「エキマトペ」の実証実験が行われています。その名の通り、駅の音声をオノマトペとして可視化するユニークな取り組みです。本稿では、これらの挙動や利用されているシステムの一部を考察します。 3. 「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」における交通機関のUIパロディ 劇場版スタァライトにおいて、とある舞台少女を導いたのはある駅のサインシステムでした。本稿では、モデルとなったサインシステムについて解説を行っています(ネタバレを含みます)。