【創作短編】始まりへ向かう革命の音/尾柱岳・新宮一輝
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<はじめに> こちらの作品は、『崩壊した都市構造にいきる僕ら。』並びに 『怪異特別犯罪対策課:特務係シリーズ』に関わる外伝作品となっております。 シナリオのネタバレなどはありません。どなたでも楽しめる作品となっております。 <商品内訳> ・お試し版 約3000字 (こちらでも充分楽しめます) ・正式版 約9000字(だいぶボリュームがあります) <注意事項> ・当方の作品にはブロマンス要素が存在します。 ・駆け引きのシーンが多いため、会話文が多めです。 ・正式版の方は、不定期にアップデートしていく場合があります。 予めご了承ください。 <あらすじ> これは、崩壊した都市構造の裏側で起きた、もう一つの【相棒】の物語である。 警視庁地下射撃訓練場に居た【尾柱岳】(オバシラ ガク)の元に、一人の男が姿を現した。 男の名前は【新宮 一輝】(ニイミヤ カズキ)。彼は尾柱に向かってこう話を持ち掛けた。 「……今から二年後、この国に『女王』という大きな博打が打たれます。 それは、人類の叡智を遥かに凌駕し、全てを包み込んでしまうでしょう。 その時私には、心から信用できる相棒が必要になります」 __警視庁副総監、新宮一輝、という肩書きを生かすためには。 ____始まりへ向かう、革命の音が着々と行進を始めた。 <登場人物> ・尾柱 岳 (オバシラ ガク) 38歳 警視庁刑事組織犯罪対策課(通称:刑事課) 警部(課長) 警視庁主催射撃大会4年連続首位を保持しており、 最近では、負傷時に備え、 片腕だけでも銃を撃てるように訓練している。 本人曰く、烏丸の真似では決してない、だそう。 童顔で、低身長なのを気にしている。 良い意味でも悪い意味でも口が悪いヘビースモーカー。 ・新宮 一輝(ニイミヤ カズキ)43歳 防衛省防衛チーム部特別監査官(元:警察官 謎多き異色の経歴を持つ男。数カ国語を話せる。 物腰が柔らかく紳士的。時々、誰もわからない ウケないギャグを言ってしまうのが玉に瑕。 イタリア人の母親を持つハーフだが日本育ちである。 新宮と働いた同僚曰く、【怒らせたら怖い人】らしい。