青い春とモラトリアムを煙に巻いて、幾年。
往くも戻るも臆病なボクたちは。
誰かじゃない誰かですらないボクたちは。
あるいは――救われるべきだったボクたちは。
些末ないのちを端から賭けて、次はどの行進に並ぼうか。
叶うなら、君の手に余るそのくだらない半生をちょうだい。
大人になった瑞希と絵名が来し方行く末を灯す、とある一夜の話。
A6カバー付き/全年齢/136ページ(7万字強)
サンプルはこちら→ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18541464
センシティブな描写があります。あくまで創作上の表現であることをご承知おきください。