極東行アルビレオ
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*A5 52P オフセット印刷 *発行 ガタケット138(2015年3月22日) *あんしんBOOTHパック(ネコポス)にて配送させていただきます。 * * * エピソードGアサシンで紫龍がシュラに出会う1週間程前の話で、原稿用紙114枚分、イラストなし、本文52ページの全年齢向き、腐思考小説本です。氷河→紫龍→シュラという片想いの上、無償の愛という、ある意味エロよりも恥ずかしいテーマかもしれないと思っています。 この話を書いてから2年経った現在になって、GAよりも、NDの氷河と紫龍に近いイメージになってしまいました。 まだGAの連載が始まったばかりで明らかになっていない設定も多く、紫龍は、翻訳家の仕事をしているというオリジナル設定を付けたうえ、ΩのパラドクスをΩとは別の性格の人物として登場させていますので、ご注意ください。双子座の黄金聖闘士をパラドクスが名乗るシーンがありましたが、こちらもサガの登場前で、妄想で設定してしまった点を御了承ください。 本文には書かなかったけれど、パラドクスは幼いうちにチェロ演奏家の養女となり、現在はチェロ弾きとして活動をし、専ら預言者の役割に徹しているという設定でした。 * * * あらすじ 紫龍は冬のある日、押上でバーを営む氷河から美味しい日本酒を飲みに行こうと誘われ、新潟行きの新幹線に乗ることになった。しかし、紫龍は高崎を過ぎて長岡までほぼ75%がトンネルという旅の途中、平行世界に存在する自分や、予知能力を持つ双子座の女聖闘士パラドクスと出会うこととなった。紫龍はパラドクスにシュラとの再会を預言されるが、氷河もまた、少し前に瞬からシュラと出会ったことを告げられた。氷河は、自分もカミュと再会出来るかパラドクスに訊ねるが…。 かつて、氷河がシベリアから降り立った新潟空港で、紫龍はシュラを、氷河はカミュを手に掛けた過去を振り返り、現在の自分が出す答えが過去とは違っていることを認識する。紫龍は、天秤座の聖闘士としての自分のあり方をも見出すのだった。