あらすじ

【The Advent】 ラズロは、テッドのことを謎の船の魔物に囚われていたのを助け出したと語った。しかしアルドは、その少年がラズロたちを船に誘い込んだローブの男だと見抜き、危険を感じて彼を見張っていた…… 【テッドと霧の船】 呪われた紋章を抱えて各地を彷徨う中で、喪われていく生命の重さに疲れたテッドは霧の船に乗り込む。 船長と暮らす居心地の良い日々の中でラズロと出会ったテッドは、『糞ったれな人生』を続けていくために船長に別れを告げた。 ラズロの船に乗てだんだんと人間らしさを取り戻していくテッドだったが。 【ともだち】 罰の紋章の力を振るい冷たくなったラズロの体を、ラズロ自身の遺言により、仲間たちは海に流した。しかし諦めきれなかったスノウは、小舟を見張らせてもらいたいとオベル王に申し入れる。 【わかれの道】 ラズロは、久しぶりにラズリル島のスノウの元を訪れた。スノウの元には、ラズロ宛ての手紙が届いていた。 すっかり大人になったスノウに、ラズロは少年の姿のままの自分を顧みて複雑な気持ちを抱く。