クトゥルフ神話TRPG　六版シナリオ『灰蟲送還式』 ---------- ■シナリオ概要　　　　　　　　　　 推奨技能：目星、図書館、聞き耳、回避 準推奨技能：精神分析、戦闘技能 時間：フルテキスト7-9時間 PL人数：2-4人（継続PC可能） シナリオ形式：シティ 時代：現代の初夏 注意：ホラー、グロ、虫表現がある。 また、いじめや迫害を彷彿させる表現がある。 探索者に継続不能な設定がついてしまう、ロストしてしまう可能性がある。 ---------- ■あらすじ あなたたちは、【四ノ野一家】に何らかの形で関わる探索者である。ある探索者は隣人として、ある探索者は仕事仲間として、ある探索者は知り合いとして、それぞれの視点から彼らと関わっている。 とある夜、彼らの住むアパートを訪ねると、凄惨な殺害現場に出くわした。残された息子が話す、『頼れる人物』を探すため、あなたたちは神話的現象に巻き込まれていく。 ---------- ◆HO一覧 HO1：あなたのアパートの隣には、四ノ野一家が住んでいる。 あなたはアパートの1階の住人である。 1階ということもあり、あなた以外に住人がいなかったが、1か月前に転がり込むようにして3人家族が越してきた。 息子の四ノ野陸は人懐こく、あなたを見かけると挨拶をして駆け寄ってくる仲である。 HO2：あなたは四ノ野海と一緒に働いている。 あなたは四ノ野海と職場が同じである。 彼は、1か月前に事業主に雇ってくれと頼みこんでアルバイトのようなことをしている。 人と関わることが苦手なのか、常に不機嫌でありいらいらしている様子である。 そんな四ノ野海だが、妻と息子の話をする時だけは穏やかな表情になることを知っている。 HO3：あなたは四ノ野空を知っている。 あなたは四ノ野空を知っている。 高校生の時の友人（または知り合い）であった。 しかし、在学中に彼女は妊娠し、学校は中退している。 それからは一切の音信不通となっていた。大人しく、教室の後ろで本ばかりを読む女性であったと認識している。 彼女もあなたのことを覚えていたらしく、最近この街に引っ越して来たのだと話してくれた。 HO4：あなたは四ノ野陸を心配している。 あなたは四ノ野陸を夜遅く、詩谷第八公園で見かけたことがある。 彼を住んでいるアパートまで送り届けたが、外にまで響くような喧嘩の声が聞こえて来た。 彼の唇から零れ落ちた「ごめんなさい」の言葉が、今でも忘れられない。 ※HO同士は既知の関係でなくても良い。 ※PL人数が少ない場合、スモールナンバーから埋めていく。 ---------- 【DLC内容】 ・『灰蟲送還式』シナリオデータ(pdf) ・シナリオテキストデータ(.txt　コピペ用) ・トレーラー画像　1点(png) ・事前情報（ネタバレ有） ・試し読み（ネタバレ無） ---------- 【利用規約】 ・文章、および画像の自作発言、再配布、無断転載、セッション目的以外での使用はおやめください。 ・シナリオ改変はKP判断でご自由にしてください。改変した場合、セッション終了後に改変個所等を伝えてください。 ・トリミングや縮小、色味の変更や加筆といった加工は自由にしても構いません。ただし、大元の印象から大きく離れたり、悪意ある改変はおやめください。また、改変後であっても自作発言はやめてください。 ・SNSなど、公の場でのネタバレはご遠慮ください。セッションの感想やネタバレを書きたい場合は、ネタバレを気にせず語れるサービス（ふせったーやプライベッター等）をご利用ください。 ※利用規約は予告なく変更する場合があります。ご了承ください。 ----------- 【注意事項】 ・このシナリオには、虫、ホラー、いじめや迫害、基本的人権の侵害等を彷彿させる表現が含まれています。KPは事前にPLに、そのような表現があることを周知してください。 ・PLとPCの価値観が問われるシナリオです。ひとりひとりの意見や考え、思想は尊重されるべきものであり、誰からも否定されるべきではないです。お互いに尊重する心を持って遊んでください。 ・シナリオに記載されている内容は全てフィクションであり、実在する地名、団体、事件とは一切関係がありません。 ・基本的人権の侵害やいじめ、迫害を肯定、助長する意図はありません。 ---------- 本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION