ゆるく あるく
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心身の不調により研究も読書も手につかなくなった筆者は、ひとり広島の街を歩きながら詩をつくり、写真を撮り始めた。書き溜めた詩と撮り溜めた写真は、筆者の病と「恢復」の記録でもある。 今回、発表するつもりのなかったこうした私的な作品たちを、訳あって一冊の「小さな詩集」にまとめた。日常をとらえた「のほほん」とした作品から、折り鶴 /千羽鶴・慰霊碑・原爆ドームなどを通して湧き起こる自身の違和感をえぐり出すものまで。 写真×詩(1)ヒロシマ、戦争、日常 献水/<にんげん>をかえせ(仮)/千羽鶴幻視/折り鶴/彼は何を残したか/ひろしま のおみやげ/のほほん世界平和/空の音/ アイヒマン/追悼 ほか 写真×詩(2) 日々のゆらぎ 熱を痛いと感じるということ/くすり、くすり /いる・いない/仲間/蓄積/ 労働者になる・ならない・なれない/ /あるく、とまる、 ほか 写真×イメージ 別様の受け取りをうながす景色たち 溶け落ちるピースをいかにすべきか/あり得たかもしれ ない人影/保存するということ、切り離すこと/いま・ ここで、生を切り去られたイメージを喚起する/ひそやかな向日性:日常の中から『歴史哲学テーゼ』を呼び起 こすためのイメージ ほか 著者/堺 狸 (さかい・たぬき) ■ 価格/ 750 円(税込) ■ 判型/ A5 判(横) ■ 頁数/ 42 ページフルカラー ■ 発行/梯子社



