小人の花冠(スミレ畑の迷子)オビツ11サイズ 布花
- 5,800 JPY
じつは小人たちはスミレの砂糖漬けが大好物。 大きなガラスビンの底にスミレの砂糖漬けを入れて一晩おくと、小人が入っていることがあります。 多くの場合は仲間の小人が夜中のうちに助けに来るので、朝には空っぽのビンがあるだけになっているのですが。 小人たちはあまーいスミレの砂糖漬けを作るために、春先には毎日のように花摘みに出かけます。 あんまり夢中になりすぎて、スミレ畑で迷子になってしまうことも。それを防ぐために、小鳥の巣が乗った花冠をつけています。こうすると、小鳥がタマゴを温める為に巣に戻ってきて、帰り道を教えてくれるのだそうです。 こちらはオリジナルの布花を使ったドールサイズの小さな花冠です。花も葉も全て1枚の真っ白な布から作り、1輪1輪アレンジしながら編み上げて制作いたしました。 今回は洋書の植物図鑑に出てくる挿絵のような雰囲気をそのまま花冠にしてみました。花冠の中にタマゴが入った鳥の巣がのっかっています。 今回の花冠は全体の「芯」に細めのワイヤーを仕込み、その上から人工の化繊コケを巻き付けて柔らかめに仕上げました。全体を柔らかめにし、後ろをカラーゴムで留めてあるので伸縮性があります。 融通がきくのでかなりいろんな形のヘッドに適応できると思います。ヘッドにピタッと収まるので頭から落ちにくいのも特徴です。 葉に極細のワイヤーが入ってるため、頭をしっかりと包み込むストッパーの役目も果たしております。 冠の内側にも人工ゴケをぐるりと貼り付けていますので柔らかく、ドールのヘッドを傷つける心配がありません。 内径・・・約4.4㎝(全円ではなくワイヤーが一部切れている作りなので多少の調整可能) 外直径・・・約6.5㎝ 高さ・・・最高約2.5㎝ 簡単着用動画はこちらから→ https://www.youtube.com/shorts/N2ephphQuM8 https://twitter.com/ninngyoumusume/status/1640162921836867584 主な素材 サテン・・・主に花びらに使用。落ち着いた艶があり、本物の植物に近い質感が出る。 コットン・・・主に葉っぱに使用。素朴な生地でカントリー風の印象。 ヘンプ糸・・・コースターを編んだりする時に使う麻の糸です。 人工ゴケ アートフラワー用のワイヤー 布花1輪を作るのはさして難しいことではありません。が!それを花冠に編み上げるのはものすごく難しい作業です。全体のバランスと配色を考え、少し組み合わせてはまた新しい色の花を作り足して試す、その繰り返しでようやく小人に似合うひとつの輪が完成します。 当工房は大好きなキャラのおびたん達が、森の中の小さなお家でお花を育てたり、畑を作ったり、お裁縫したりしてのんびり暮らしているイメージでハンドメイド活動をしています。 制作のきっかけ・・・ ちいさなドール達に合うサイズの花冠が作りたくて、最初は小さなプリザーブドフラワーやドライフラワー、造花などを集めて花冠を制作しておりましたが、いかんせんこの世界には『人間サイズ』の花しか無いので既製品や自然素材の花での制作に限界を感じ、それならば花から自分の手で作ってみよう! と思い立ったのがこちらの『小人の世界のお花』シリーズを作るきっかけになりました。 Twitter、インスタグラムで制作風景や小人の日常風景撮っております。 https://twitter.com/ninngyoumusume https://www.instagram.com/ninngyoumusume/
対象ドール
オビツろいど ねんどろいどどーる ねんどろいど オビツ11