初めての本人訴訟 インターネット発信者情報開示編
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発信者情報開示に関するITエンジニア向け手引書です。 プロバイダ責任制限法に出てくる概念の整理、発信者情報開示手続きの説明のほか、裁判手続きの基本、裁判で使用する書面の書式、裁判所とのやりとりの手続きも説明しています。 ITエンジニアなら知っていることは基本的に説明していません。キャリヤグレードNATと、NTTフレッツ網でIPv4 over IPv6接続する場合のプロバイダ卸売り構造、携帯電話のMVNOに関しては、発信者情報開示でIPアドレスから住所氏名の開示を受けるときに大問題になりますので説明しています。電話番号の開示を受けるルートも弁護士による対応が必要になるので、ちょっと書いてあるだけです。 A5、モノクロ、174ページ、無線綴じ製本。
本書の内容と対象読者(裏表紙と同じ)
インターネットにおける権利侵害に対する発信者情報開示の手引書。IT業界関係者を対象に、民事訴訟全般についての学部教養レベルの法学の復習、プロバイダ責任制限法の解説、発信者情報開示の手順、権利侵害の主張の要点を説明。発信者情報開示では、通信の秘密の保護と平穏な生活という投稿者・プロバイダの利益と、名誉権やプライバシー権、著作権を侵害された者の利益が対立します。投稿者の住所氏名の開示を得るには、投稿により受けた不利益が不法な投稿を行った者が保護される利益を上回ることを示し、裁判官を納得させなければなりません。