【現役バージョン】は 煙突が補強され、フロントビームにブラケットが追加されたものとなります。 ■ 動力無キット ■プロトタイプと縮尺について ギリシャの粘土鉱山(Tsalapatas Brickworks Co)で1960年代まで使用されていた小型の機関車を基本にしています。 この小さな機関車は、フランスのDecauville製の3tonクラスで、実物は外側台枠、軌間2フィートの仕様です。 1975年、産業遺構を多くを残すこの粘土鉱山のレンガ造りの施設は産業遺産記念物に指定され、2007年に博物館としてオープン、機関車も保存されています。 本模型は、縮尺1/48のOスケール（On18）で、Nゲージの線路を走る様に大きさを調整したものです。 Nゲージの動力や線路を手軽に活用し小スペースで楽しむことができるため、近年(2022前後~）ガレージメーカーを中心に製品化も進んでいます。（同じアイディアの起源を1980年代のアメリカの雑誌に見ることができます。） ■製品について 全てのサポート材（プラモデルにおけるランナーの様な役割）を除去し二次硬化を行なったもので、最小限の加工で組み立てをお楽しみいただけます。 タンク側面の皺、キャブ背面の積層痕、その他、気になる方はピクセル痕などをスポンジ付きのヤスリで軽く処理（撫でる程度で十分です）してください。 ■ ご準備いただくもの ・動力無しをご購入いただいた方は、KATOのスモールイングランドのAssyパーツ（8,800円）を、別途ご購入ください。メーカー動力の在庫状況、仕様変更等についてはご了承ください。 https://www.e-katomodels2.com/shop/g/g57-201H/ ・小径ドリル（0.5 1.0） ・タップ（M1.2,M1.4） ・接着剤など ■ 組立について ・グレーのパーツは硬めで折れ易いためご注意ください。黒いパーツは曲げなどに強い特徴をもっています。 ・ハメ合わせは硬めですので、水平垂直に注意して、慌てずゆっくりハメ込んでください。 ■ご購入に際して 光硬化樹脂を使用した3Dプリントの製品となります。 採用レジンの選定、各製造プロセスについては検討を重ねたものですが、新しい技術であること、中長期的な課題については未知数であることをご理解いただいた上で、ご購入ください。 ・紫外線等による経年変化、保管環境による変形の可能性 ・一般のプラスチック製品と異なり、折れ易い点にご注意ください（特にグレーパーツ）、また上に物を載せるなどするとクリープ変形する場合があります。温風によりある程度は復元可能ですが、製品の状態を観察しながら注意して行なってください。 基本工作や塗装に慣れた方向けのキットです。 塗装、溶剤などの扱い、子どもなどについての配慮など一般工作の諸注意につきましては共通です。 ■ 接着・塗装 ・一般的な模型用のエポキシ系や瞬間接着剤、塗料などがご使用いただけます。（溶剤系のタミヤセメントなどでは接着出来ません） ・ウォッシングなどの溶剤比率の高い手法では、変形（反るなど）にご注意ください。 ■ アップデート twitterで更新・告知、お問い合わせなどをお受けしております。