第二歌集『koro』
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榊原紘の第二歌集です。 ※作者買取が発生しているため当サイトでも販売していますが、版元など、送料がかからない販路もあります。 版元 https://ajirobooks.stores.jp/items/64be2dc2294039002fca5b0b Amazon https://amzn.asia/d/6UgQf9g 【『koro』について】 四六判変形、上製、208ページ 定価:本体2,100円+税 ISBN978-4-86385-588-5 C0092 装丁:佐野裕哉さま 栞:江戸雪さま、黒瀬珂瀾さま、水原紫苑さま 眼の奥に錆びた秤が一つあり泣けばわずかに揺れる音する 【サイン等の対応について】 サインをご入用の方はご購入後、メッセージでサイン希望の旨をお伝えください。そのときに「○時○分頃購入しました」、または番号などをお伝えいただけるとスムーズです。サインの他に入れてほしい言葉(○○さんへ、お好きな一首など)もあれば添えてください。 【BOOSTについて】 BOOSTを100円つけてくださった方に連作×2ペーパーをおつけします。100円ごとに1枚つけられますので、200円以上BOOSTしてくださった方で複数枚ご入用の方はメッセージでその旨をお伝えください。 3/20~ BOOST特典を一時廃止します。 【栞文より(敬称略)】 「救われたくない。ゆるされたくない。そう何度も叫んでいる。(中略)できれば全て脱ぎ捨てたいのだ。そうすればふたたび穢れず生きていける」(江戸雪) 「榊原の美意識は現代短歌において実に独自性が高い。そしてその根底には、神秘への思慕がある」(黒瀬珂瀾) 「この作家の器の大きさに感嘆した。自在な言葉が相応な重さを持って宇宙の謎に拮抗している。人間が人間である悲苦から逃げることなく、現代人の知性によって真っ向から対峙している。(中略)怖るべし・怖るべし・怖るべし」(水原紫苑) 【収録歌より】 銀漢に表裏があれば手触りは違うのだろう 指輪を外す 百合のように俯き帽子脱ぐときに胸に迫りぬ破約の歴史 額縁を焼《く》べてきたかのような貌ゆっくり上げてただいまと言う ボトルシップの底に小さな海がある 語彙がないから恋になるだけ ヘアバームのくらいにおいだ泣くのなら最初の一粒から見ていたい 【今後の予定】 今後、文学フリマには下記のスケジュールで出店予定です。また、サイン会やイベントも考えていますので、遠方の方、外出が難しい方などはご利用いただければと思います。 2024年1月京都文フリ 【最後に】 当サイトから商業流通している本を買うことは、 ・作者の直接の利益になる ・作者の家の在庫が減る ・作者に売れている実感を持たせる という利点がありますが、その利はすべて「作者」のものだと思います(もちろん、作者の利をご自身の利と同じように感じてくださる方々に対しては冥利に尽きるとしか言いようがありません)。 版元から買いたい方、書店で買いたい方、いろんな方がいることと思います。そこに自家通販という販路をひとつ増やしただけですが、ご利用いただいた方々ありがとうございました!