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眼と石にまつわる人と刀の仄暗い物語、異なる味わいの五編をお楽しみください お気に召していただけたのなら前作も読んでくれるとうれしいです 【眼呪眼縛/鶴丸国永・女審神者】代々鶴丸国永を伴侶としていた本丸に生まれた私。私の父も祖父も義弟も鶴丸国永なのだけれど、私以外の家族は誰もそれが奇妙だと思っていない。 【形代の刀 依代の眼/膝丸・髭切・女審神者】孤独な私の九歳の誕生日に出会った薄緑色の髪の美しい青年。青年の贈り物は眼球だった。 【石壺の中のニライカナイ/千代金丸・女審神者】海鳴りの壺の逸話をもつ不思議な壺。しかし、いつからかそれは消え失せた。その理由を探っていた私は壺の中に引きずり込まれてしまう。 【泥眼と鬼切の刀/一期一振・鬼丸国綱・女審神者】夜ごと主をさいなむ奇妙な悪夢。なすすべがないことに苦悩する一期一振の元に、他本丸の鬼丸国綱が訪れた。 【時雨犬「邪眼の魚石 沈黙の濡花」後日談/五月雨江・女審神者】あの方の好きな時雨を堪能する五月雨江