そう、これはまさしく盗作だ

結束バンドのベース、山田リョウには誰にも言えない秘密があった それは自らが手掛ける楽曲、その全てが『盗作』であるという事。 しかし、その秘密は稀代の才能を持つギタリスト、後藤ひとりに知られる事になる。 お互いの秘密を共有する事になった彼女達はある１つの約束を交わす。 それを契機に徐々に変わり始める彼女達の関係性。 「私は信じてます。あの約束を。私の大好きなリョウさんを」 その選択の果てに彼女達は何を見るのか ぼざろ×ヨルシカ、後藤ひとり×山田リョウで送る、異色のジュブナイル長編小説