刀剣乱舞×インセインシナリオ「××本丸怪異帖」 冊子版・PDFダウンロード版 ------------------------------ あなたたちの所属する本丸の審神者は変わり者だ。というのも、各地の刀剣男士や審神者を対象に、所謂『怪談』というものを蒐集するのが趣味なのだ。 怪談であれば何でもいいというわけではなく、集める怪談の条件は、『怪異に触れた当事者から語られた話であること』だという『聞いた話』では味気ない、とのたまう審神者は本丸の一角に部屋を設けた。それは怪談を語る客を招くためだけの部屋だ。 審神者はあなたたちに忠告する。怪談の語り手は多くはない。怪異に触れたものというのは、少なからず歪むものだからだ。ただ、誰にも憚らず自身の奇妙な体験を語ることができるのは、救いでもあるらしい。 歪みを見逃さないように。心を傾けて、話を聞いてあげなさい。 そうして、ぽつり、ぽつりと、客はやってくる。 　 今夜も、語り手がひとり、その部屋にやってきた。あなたたちの仕事は怪談の聞き手をつとめることだ。 ろうそくの明かりだけがてらす静かな部屋で、あなたたちは語り手の話に耳を傾けることになるだろう。 ------------------------------- ◆PC共通ハンドアウト 　あなたは××本丸に所属する刀剣男士だ。 　あなたの審神者は「 怪談」を蒐集する事を趣味としており、外から語り手を招いては話の聞き手を刀剣男士につとめさせている。 　審神者の酔狂な趣味のおかげで妙な仕事をまかされることになったが、これも主命である。あなたの【使命】は「語り手の話を最後まで聞き、審神者に報告すること」だ。 ◆レギュレーション 【タイプ】特殊型(協力型寄り) 【プレイ人数】２名 【リミット】2～7サイクル 【ワールドセッティング】2205年刀剣乱舞の世界 【シーン表】オリジナル 【狂気カード】10枚 【プレイ時間】6~8時間　(ボイテキ) 【使用ルールブック】基本、デッドループ NPC/特殊ルール/プライズあり ◆キャラクター作成について PCは刀剣男士となります。キャラクターや刀種に制限はありません。PC同士が同一刀剣男士の場合のみ、マスタリングが非常にややこしくなる為GM/PL間で了承を得た上で行ってください。 キャラクター作成ルールは特にありません。職業を「刀剣男士」とし、職業指定の特技を2つ自由に選択してください。ワールドアビリティの取得は自由です。 B5／40P 発行：2019年10月13日　つぎのほね／せぼね