ミニタペストリー「秘密」
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この商品はpixivFACTORYで作られた商品です。サンプル画像は完成イメージのため、実物と異なる場合があります。 生地:ダブルスエード 印刷方式:昇華転写印刷 サイズ:ミニタペストリー - 182x515(mm) 横巾18㎝ 長さ50㎝余りのミニタペストリーです。 オオカミとニガヨモギ、それに、月を描いて図案化しました。 元絵は水彩紙に描いた水彩の絵です。
発送予定日
- ミニタペストリー - 182x515(mm)2024-05-22
モチーフについて
冬毛のオオカミが、月を見つめています。 月はもうすぐ満月。 オオカミの背後に配置したのはニガヨモギです。 ニガヨモギは日本にも自生しているヨモギの仲間で、リキュールやハーブ酒などに用いられてきました。 ニガヨモギは西洋に置いて、エピソードに欠かない薬草で、ニガヨモギを用いたリキュール、アブサンには幻覚作用があったと言われ、ゴッホが虜になったことで有名な魔酒。 ニガヨモギの学名は「アルテンシア・アブシューム:Artemisa absinthium」 Artemisaは月の女神、アルテミスに由来し、 absinthium(ラテン語)は「不在」「存在しない」という意味になるそう。花言葉も同じく「不在」 また、ニガヨモギはロミオとジュリエット、ヨハネの黙示録にも登場します。 また、絵に書き添えた言葉は Carpe Diem(カルペディエム)というラテン語で、紀元前1世紀の古代ローマの詩人ホラティウスの詩に登場する 「Carpe diem quam minimum credula postero」 「明日のことは出来るだけ信用せず、その日の花を詰め」という部分から取られた格言です。 明日があるかは分からない。 今日の花は、今日摘むといい。 ここにはいない、ここに存在しない、という幻覚を意味するニガヨモギに、狼、月、と不穏な要素を散らしましたが、両上の小窓には薔薇と菫を配置しました。 薔薇は、秘密や愛を、菫は希望や控えめな幸せを意味します。 ほのくらい絵に、かすかな幸せを潜ませて。 あなたの夜を守る絵に、なりますように。