もしお姉ちゃんともう一度地下鉄に乗ってデートできたら(姉妹百合中心短編小説集)
- 700 JPY
姉妹百合中心のオリジナル小説本です。文学フリマ東京37の新刊です。発送は2023-11-14の予定となる予約注文となります。(余裕があれば早く発送する場合もございます)文庫サイズオンデマ102P。 以下収録作品の紹介になります。 Youは出張しに日本に行ってもお姉ちゃんのことで頭がいっぱい! 北米のとある街に住んでIT企業でプログラマーを勤めているシャーリー。彼女は日本で開かれる展示会「コンピューティング・アンド・インフォメーション・テクノロジー・エキスポ」に勤め先の提携先が出展することになってそこに販売代行してもらっている商品の紹介と海外顧客との問い合わせや商談対応として派遣されることになった。そして会場のブースでは設営準備、来場客の応対、回って視察、そして撤収。そんな出張中でも彼女の姉や親しい同僚のことは頭から消えなくて絵葉書を書いたりお土産を買ったりした。展示会が終わった後は本格的に観光や買い物に熱を入れますが…… おかえりなさい! 私こと川名真奈香が病気で亡くした友梨香お姉ちゃんを取り戻すために部品を買い集めて機械の体を作って、データが足りなくて壁ににぶち当たっていたところ、やっと戻ってきてくれて二度目の涙を流した苦労話です。 もしお姉ちゃんともう一度地下鉄に乗ってデートできたら 北アメリカのどこかにある大都市に住むお姉ちゃん子なOL・ジュリアは、通勤中の電車でスマホに撮りためた愛する姉の写真を眺めるのが毎日の楽しみ。そんなある日仕事に疲れて帰宅して軽く食事した後すぐ寝てしまった彼女にとある奇跡が起こる。ある夜、ジュリアが眠りにつくと、彼女の姉が現れて一緒にデートに連れて行かれます。タワーに登って街を見渡したり、あちこちで食べ歩いたり。そんなこんなでお腹も心も満たされた二人だった。だけど、そんな姉、実は…… うちの社長兼親友の「永遠の親子の愛」 彩香はとあるIT企業に勤めているエンジニア。彼女は前の勤め先を世界的な大不況で追い出されたときに大学の時からの友人で今の勤め先の社長・直美に拾われた。そんな彼女たちの会社には社長室が2つあって、外部にもよく知られている来賓応接向けの部屋の他に社長が主に仕事している"秘密の"部屋があってそこにあるのは企業秘密に属する書類だけではなかったのです…… 百合と言っても恋愛というよりは親友、戦友といった意味合いです。 とある花火の思い出 毎年独立記念日に行われることになっている花火大会の思い出。