節板の京版と箱館版です。
不定時法は太陽の動きを基準としているため、地方によって違う時刻になりました。そのため、各地方ごとに違う文字盤が必要になります。
幕末ということで、江戸の他に、京都・箱館の節板を作ってみました。
京と箱館は両面印刷仕様で、表が京、裏が箱館になっております。
こちらの巻末には江戸版とは別の、「戦国時代と江戸時代の不定時法は同じもの?」「よく見かける図では正午が12時になってるんだけど?」等のコラムが収録されており、両方揃えることでより不定時法への理解が深まるようになっております。