エモクロアTRPGシナリオ集「三叉路」
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賽の目日和3参加作品「三叉路」
シナリオ概要
人類愛がテーマの、生を求める共鳴者たちに送るエモクロアTRPGシナリオ3作品。
SPOMENIK
誰かと一体感を感じた時の幸福を、思い出してみてください。 ずっと一緒にいたい相手はいますか? 多くの人間は生まれた時から死ぬまで 誰かと同一化することを愛だと勘違いしている。 では本当の愛とは何か、あなたならどう答えますか? ●プレイ人数:1~3人 ●プレイ時間:1時間(ボイセ) ●舞台:ボスニア・ヘルツェゴヴィナ ●形式:クローズド(現代・外国) ●推奨技能:調査系技能、危機察知、根性 ●共鳴者HO:共鳴者は何らかの原因で金銭的に困窮しており、好条件のバイトを探していた。 ●注意事項:ロスト率中〜高、怪異の独自解釈 ●シナリオ本文(.pdf) 11p/約10,000文字
夜の散歩者
共鳴者は深夜の散歩が日課だ。 誰もいない街、コンビニの灯り、オレンジの街灯に照らされる道路を歩道橋から眺めると、世界は自分のものになった気さえする。 夜は本物の時間だ。昼間の偽物が夜になると本性を表す。 不穏な電話の怒鳴り声、遠くに聞こえる揉め事とため息、平然とルールを侵す善良な顔した住民、同じ穴のムジナ。 今日も今日とてさまざまな怪異を眺める傍観者。 それが共鳴者の本性だ。 ですがどうかお気をつけて、深淵をのぞき込むとき、深淵もまたこちらを覗いているから。 ●プレイ人数:1人 ●プレイ時間:約10分~1時間(ボイセ) ●舞台:現代日本 ●推奨技能:観察眼、危機察知 ●共鳴者HO:共鳴者は東京在住。高速道路が近くにある、駅前の繁華街から少し離れた場所に住んでいる。共鳴者は実家暮らしでも一人暮らしでも構わない。 家々を眺めてそこに住む人間の生活を妄想するのが趣味だ。 ●注意事項:ロスト率中~高、怪異の独自解釈 ●シナリオ本文(.pdf) 9p/約7,800文字
人は死んだらどこへゆく
秋田谷先生が死んだ。 先生は共鳴者の恩師であった。 最後に会ったのは高校の卒業式だっただろうか。 いつも勝ち気で、陽気で優しくて。 落ち込んでいると元気づけてくれた。 死因は自殺らしい。 遺体のそばで発見された遺書には、 共鳴者宛てに「川の向こうで共鳴者を待つ」とだけ書かれていた。 ●プレイ人数:1人 ●プレイ時間:約1時間(ボイセ) ●舞台:現代日本 ●推奨技能:調査系技能 ●共鳴者HO:共鳴者にとって「秋田谷先生」は、とてもという言葉では語り切れないくらい世話になった人物であり、共鳴者が高校を卒業した4年後に亡くなっている。 ●注意事項:うつ、人の死についての描写あり キャラクターに希死念慮があるかないかで物語が左右されます。 キャラメイクの際にはなるべくその有無を記載してください。 ●シナリオ本文(.pdf) 9p/約8,400文字
付記
2023/11/2-頒布開始