涯に鳴る鐘
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天鶩絨企画(@veludoproject)様にて開催されていたTwitterでの展示企画へ寄稿した短編小説のうち、2022年4月から2023年3月の参加作8タイトルに、書きおろし1タイトルをプラスして文庫にまとめました。 短編集『輪舞曲』の姉妹編です。 洋の東西をめぐる幻想譚から、妖精たちの飛び交うちいさなおはなし、と、筆の赴くまま綴った9つの物語。 文庫化にあたり、大幅に加筆・改題しています。 文庫版サイズ/本文104ページ/400円 【収録タイトル+冒頭一文公開】 ○Le petit prélude act.1 ・Fiore Colore -妖精の服装- ・Lune Bal -妖精のダンス- ・Regolamento e Pentimento -妖精のルール- ○花繋ぎの声 ──褪せゆきてあわい紅のひとひらが、地に引かれるようにゆるりと落ちていく。 ○藍玉の朗唱 ──「スヴァット画伯……僕の肖像画を描いていただくのも、いよいよ今日が最後ですね」 ○Transcription ──「……こんなクソ暑い山間にあるうえ、ボロ、って言葉が相応しい店だってのに」 ○かの手が触れし、追憶の色は ○Le petit prélude act.2 ・The Last Rose of Summer -妖精のティータイム- ・Ola y Piedra -妖精の住処- ・Caelum Nubilum -妖精の羽- ・WITSCHOTEL -妖精の食事- ○清香 ※書きおろし ──「小瑠、こちらにおいで」 ○王の器 ────……お話しいたしましょう。かのアルバストゥル王国に赴きました日のことを。 ○フロリ・グラディナ(「Floria」改題) ──「惑星名・フロリ・グラディナ……想像していたよりも、ずーっといいトコだな」 ○涯に鳴る鐘 ──「真っ暗な森の先が、こんな景色とはね!」