色をテーマにした合同誌第六弾。 9人の作家が織りなす物語。 全154ページ、A 5サイズ、本文コミック紙・オンデマンド印刷、カバー付きPP加工。 作家名（担当色）「タイトル」あらすじ ①みさき夕夏（白）「めざめ」 ヒナコとヒカゲは仲良し？兄妹。 2人はとあるアニメのごっこ遊びに夢中。 だけどヒナコは何か引っかかって…？ 「負けてるところ」が好きだけど 「負けてるやつ」によって何も感じないのはなぜだろう？ 幼稚園児の彼女は、一体何に目覚めるのか…！？ ②藤倉秀（桃）「大岡さんと八木くん」 冷静沈着な大岡さんにいちいち ちょっかいをかける八木くん。 彼は大岡さんをギャフンと言わせることができるのか…！？ ③金城摩美（黄）「秋ひらり」 華族の桜と、平民の正次郎。 ふたりは幼なじみで、他愛のない話で微笑み合う仲だった。 しかし、身分の違うふたりの関わりを、世間は良く思わず… ④山本梨子（黄緑）「ミモザの君と夜」 宝石商の屋敷で住み込みメイドをしているレネット。 彼女の正体は高値のものを狙う義賊だった。 とある夜、穴に落ちた犬を助けてからというもの、カナリィという少女に付き纏われるように。 彼女の正体は一体…？ ⑤緋壱はる（水色）「飛び立ちて、あおき少女よ」 気がつくと鳥になっていた主人公。 「たぶん人だったかも」ということしか記憶のない彼女の前に、不思議な少女と小鳥が現れる。 「記憶を取り戻せば人間に戻れる、そうでなければ鳥になれる」 主人公は、元の姿に戻れるのか…？ ⑥北福佳猫（青）「ペリウィンクルのはなびら」 高校入学と同時にイメチェンした山崎さくら。 引っ込み思案な彼女は、思うようにクラスに溶け込めず…。 唯一同じ中学の咲良美青は、いつも強めな態度で一人だった。 正反対な性格の2人。 青春の歯車が動き出す__ ⑦木ノ実このみ（紫）「毒は愛」 とある監獄。 ここでは孤児が集められ、犯罪者の罪を裁く教育が行われる。 番号「2917」。それが主人公の名前。 彼が担当する罪人は「アコニ・マグレージ」。 毒殺による殺人で収容されている彼女の断罪を試みるも、終始飄々と笑う彼女に、2917は頭を抱える__ ⑧伊毛野なると（茶）「エッセイマンガ『寅さん』」 「男はつらいよ」好きの著者によるエッセイマンガ。 皆さんは好きなものを極めようとしたことはありますか？ ⑨野崎アユ（黒）「共犯と共依存」 早乙女夢子は天秤先輩が大好き。 が、あるとき先輩が殺人を犯している場面に出会してしまう。 恋心は深淵へ落ちていく。