ソフトウェア無線によるデジタル簡易無線の受信と解析 (STD-T98編)
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デジタル同報無線に続き、ソフトウェア無線SDR受信シリーズの第2弾です! 本書では、デジタル簡易無線(STD-T98方式)の制度と技術について解説しています。 デジタル簡易無線は利用者がどんどん増えており、現用の無線システムの知見を深めることができます。 技術に関しては、デジタル簡易無線のフレーム構成や、4値FSK信号の復調、AMBEボコーダUSBドングルの入手方法と使用方法、秘話の仕組みについて解説しています。また、一部の市販受信機に搭載されている秘話コード解析機能の考察や、仕組みが全く知られていない強化秘話についても解析を試みています。 デジタル簡易無線はARIBのSTD-T98規格をベースに作られていますが、実はSTD-T98の仕様書から得られる情報だけでは、受信ソフトウェアを実装できないという大きな落とし穴が隠れており、本書ではその箇所の解説も行っています。 付録には2023年に増波されたデジタル簡易無線の周波数一覧と周波数割当チャートも掲載しています。 フルカラー、B5 全40ページ(表紙含む)。 電子版はPDF最適化済み(しおり追加等)。 書籍版を購入した方は、電子版(PDF)も付属します。 「書籍版購入者特典」からファイルをダウンロードいただき、巻末に記載されている"秘密の言葉"でパスワード付きZipファイルを解凍することができます。 実験のおまけ映像はこちらから見ることができます。 https://youtu.be/mdLglVmUdH8
目次
第1章 デジタル簡易無線の制度と概要 第2章 受信ソフトウェアの開発と制御情報の解析 第3章 AMBEのデコードと秘話の実装 特集 スクランブルの基礎と秘話コード解析 付録(周波数一覧、周波数割当チャート) 参考・引用文献、おすすめ文献 コラム フレームデータを可視化してみる AMBEの音質評価 T98準拠でないデジタル簡易無線機 線形帰還シフトレジスタはスクランブルパターンを作れるのか 強化秘話のアルゴリズム