2023/12/24 高里作品Webオンリー 『久彼山web博物館へようこそ』にて頒布いたします。 『夜明け待つ、ここは未だ』 フェンネル大陸シリーズ 七年前シスタス,ラビッジ中心 小説/文庫276頁(表紙込)/全年齢 Web再録2編、書き下ろし3編の連作短編集。 ローゼル、ヘレボルス、ミケーリテの"死"と向き合う話です。 原作程度の死ネタを含みます。 ※匿名通販も用意しています。ご都合良い方でどうぞ。 匿名通販はこちら↓ https://violetcross3710.booth.pm/items/5367185 ---- 【目次】 ①太陽はふたつもいらない（ローゼル視点／82p） どうやら、大司教は敵ではないらしい。 ──では、敵は誰だろうか。 右往左往する神長達を見比べて、ローゼルはにこりと笑みを深めた。 ローゼルがシスタスを訪れてから『殺される』までの5日間の話。 テーマは『為政者ローゼル・ラス・ロベージ』です。 ※主な登場人物：ローゼル、ヘレボルス、ミケーリテ、アーヴィング、ホーリィ、クレノイア、レティシア、アレフ、陰神長 ※pixiv掲載作品のWeb再録です。 ②有り得なかった999/1000（ミケーリテ視点／70p） わたくしは、罪を犯しました。 許されない、罪を犯しました。 ミケーリテがローゼルを殺すに至った経緯を、彼女の生い立ちや性格、ヘレボルスとの出会いから順に追った話です。 ヘレボルスの大司教就任に関する政治的背景や、結婚までの流れ、 また、あの時ミケーリテが何故都合良く毒を所持していたか、などの考察を含みます。 ※主な登場人物：ミケーリテ、ヘレボルス、クレノイア、ローゼル、アーヴィング、陰神長 ※ミケーリテの家族や侍女など大幅に捏造しています。 ③天秤（クレノイア視点／28p） どうして、大切なものは、大切だと気付いた瞬間、永遠に失われてしまうのだろう。 どうして、自分の手は誰も救えないのだろう。 クレノイアがローゼルの生存を知った時の話。 もしくは、クレノイアが何かを捨てて、何かを選んだ時の話。 ※主な登場人物：クレノイア、アーヴィング ④彼女のいない世界で（ホーリィ視点／38p） 「自分はただ、あの方の……ローゼル様の治めた国を、見てみたいのです」 『ローゼルの遺骨』をラビッジに届けるホーリィの話。 もしくは、彼女が『アオイ』になるまでの話。 ※主な登場人物：ホーリィ、マット、リノ、レティシア、アレフ、クロウ、サン ⑤共に、屍の道を（アーヴィング視点／24p） 「骨一欠片、血の一滴までクレノイア様に捧げます」 「共に、屍の道を行こう」 ローゼル、ヘレボルス、ミケーリテの"死"を経て、 誓いに至るまでのアーヴィングとクレノイアの話。 ※pixiv掲載作品をベースに、大幅にリライトしたものです。 ※『てのひらに赤』(推死アンソロ収録)、『誓いを剣と十字架に』(シスタスアンソロ収録)の要素も一部取り入れています。 【恋愛要素などについて】 ・ヘレボルス×ミケーリテ：含まれます。 ・マット×ローゼル：含まれる可能性があります。（描写は多くありませんが、双方恋愛感情ありの世界線を想定しています） ・ヘレボルス、ローゼル：恋愛感情は含まれません。（双方、互いに恋愛感情はないものとして書いています） ・その他：恋愛感情と明言しているものはないつもりですが、お好きに読んでください。 【配送方法】 クリックポストにて発送いたします。