βテスト テクスチャ交換Windowsアプリ(Texture Changer)
- βテスト版(20240306)0 JPY
- βテスト開発支援(20240306)200 JPY
【注意】 UnityでエクスポートしたVRMに, 透過テクスチャのAlpha Blend Layeredを適用すると,正しいVRMをエクスポートできません。 VRoid studioでエクスポートしたままのVRMの場合は問題ないようです。ご注意下さい。 これは,VRMファイルのテクスチャを交換するWindowsアプリです。 VRoidモバイルやVRoid studioなどで作成したVRMファイルからテクスチャを取り出したり,GIMPやibisPaintなどで描いたPNGファイルやJPEGファイルをテクスチャとしてVRMファイルに組み込んだりすることができます。 Web版はこちらから https://ringo.ciao.jp/cont/tc/
使い方
このアプリでは,Microsoft Edge WebView2を使っています。Windows11では標準みたいですが,それ以外では予め下記のURLからインストールしておいて下さい。 インストール インストーラーとかないので,適当なフォルダーにZIPファイルを展開して,tcRingo.exeを起動して下さい。例によって,「Windows によって PC が保護されました」の警告が出る時は,詳細情報をクリックして実行を押してください。 VRMファイルの読み込み 「フォルダ」のボタンをクリックしてファイルを選択するか,ウインドウにVRMファイルをドラッグ・ドロップしてVRMファイルを読み込みます。また,エクスプローラでVRMファイルを右クリックして「プログラムから開く」でtcRingo.exeを選び,常にを選択すると,ファイルをダブルクリックで読み込めるようになります。 テクスチャの選択 「絵」のボタンを押すと,VRMファイルのメッシュのサムネイルが表示されます。編集したいテクスチャを使っているメッシュをクリックするとマテリアルのサムネイルが表示されます。マテリアルのサムネイルをクリックすると,テクスチャのウインドウが開きます。 テクスチャウインドウ テクスチャのウインドウには,5つくらいのテクスチャが表示されています。Mainテクスチャが明るい部分の色のテクスチャでShadeテクスチャは影色です。赤字でSharedと書かれている場合は,Mainテクスチャを色変えしてShadeとして使われている場合です。 Emissionテクスチャは,発光色のテクスチャです。Emissionテクスチャは暗いところでも暗くなりません。Normal mapは面の方向を表すテクスチャで,Matcapは擬似的な反射光のテクスチャです。Normal mapとMatcapで高度な質感を表現できます。 テクスチャの読み出し 「Export」のボタンをクリックすると,テクスチャが読み出され,ファイルに保存できます。ファイル名は,VRMファイル内に登録された名前になっています。適宜変更して保存して下さい。 テクスチャの書き込み 「Import」や「add」のボタンを押すと,ファイル選択画面になります。新しいテクスチャファイルを選択するとVRMに読み込まれ, テクスチャウインドウが更新されます。 VRMファイルの書き出し 「File」のボタンを押すと,ファイル情報のウインドウが表示されます。 「Export」のボタンを押すと更新されたVRMファイルを保存できます。 ファイル名は,「new VRM.vrm」となり,ブラウザによりますが,ダウンロードなどのフォルダに保存されます。
透過テクスチャの設定
「Transparent:」のセレクタで透過テクスチャのモードを変更できます。 「Alpha Cut」は通常の不透明なテクスチャで,アルファチャネルが0.5未満の部分は表示されません。 「Alpha Blend」では,Mainテクスチャのアルファチャネルの不透明度が適用されます。 「Alpha Blend ZWrite」では,Zバッファ(奥行情報)を使って,奥のものが表示されなくなります。 ZWriteは使わない方がよいと書かれていることが多いですが,影響などを確認して使用してください。 「Alpha Blend Layered」は,表裏のレイヤーで個別にQueueを設定できるモードで,複数の透過テクスチャを使った場合の重なりの問題を解決できる可能性があります。このモードは,Uni-VRMやBlenderにはないRingo独自の選択肢ですが,出力したモデルはVRMの規格に沿っていますので,他のアプリやCluster等で使用できます。 詳しい仕組み等は,fo-taさんの 「デザイナーのための半透明の描画順」を参照してください。https://www.klab.com/jp/blog/creative/2019/22266460.html 「Queue」は描画する順番で,最初に不透明テクスチャを描き,次に小さな数字の透過テクスチャから順に描画されます。 「Alpha」は不透明度で,調整すると不透明なテクスチャでも半透明にすることができます。 「Apply to Texture」を押すと,Mainテクスチャの不透明度が調整されます。
UV Anime の設定
テクスチャウインドウの下の方にある「UV Anime」のX,Y,Rotに数値を設定すると, テクスチャの表示位置が横スクロール,縦スクロール,回転します。 テクスチャやメッシュとの組み合わせで,種々のアニメーションが楽しめます。
注意/Note
この配布物の販売はできません。ウイルス混入などを避けるため,友達など信頼できる方とのファイル共有とかはOKですが、不特定多数の方にダウンロードさせるような公開・再配布は禁止します。 To avoid virus risk, redistribution and selling are not allowed except for file sharing with your reliable friends and/or family.