外枠を本物のフォージドカーボンで作った温度計です。 比較的新しめのハイパーカーやショーカーで採用され始めているフォージドカーボンですが、素材自体がまだ高価で加工しづらいこともあり、現在は近い見た目の素材として樹脂にカーボンの断片を封じ込めて成形するチョップドカーボン(カーボン織物を使用しないウエットカーボン)が普及してきています。 今回の温度計は正真正銘の圧力をかけて成型したフォージドカーボン(ドライカーボン)です。 硬さ、断面、樹脂と金属の中間のような高い打音など、本物ならではの素材感を楽しんでいただければと思います。 高価な材料であるのはその通りではあるのですが、そこよりも素材としての質感、見た目の面白さ、舐めるようにいろんな角度から眺めても盗撮と勘違いされて怒られることのない安心感などなど、手にしてわかる色々なものがあると思いますので、そこをご堪能いただきたいと思います。 温度計部分はガッケ⚪︎の科学についてくる教材なんかにも採用されていた液晶温度計で10℃から40℃の2℃刻み表示。 近年の計測器が発達した世では精度などご察しな部分はありますが、そこも含めてお楽しみいただければ幸いです。 組み立ては温度計位置を調整して挟み込み、ネジで締め込めば完成。 温度計部分は裏面が粘着テープ状になっているので、貼り付けて固定しても良いかと思います。 セット内容 表板、裏板、ビス、ナット、液晶温度計シート、ボールチェーン 使用カーボン板厚　3mm