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《STORY》
「運命の日」、すなわちプラテナの十七歳の誕生日が、ついにやってきた。
午前0時直前、見えない何かに呼ばれるように、彼女を取り巻く人々が集まってきたのはオフターディンゲン邸の礼拝堂。その先で、彼らを待ちうけていたものは……?
〈詩人の民〉の『長』たちの行方、かかわった人々それぞの想いとその行く末──過去と現在が交錯し、すべての謎の答えが明かされる最終巻。
《ひとこと》
『群青のミンネザング』、ついに完結編です!
これまで読んでくださった方も、これからの方も、「彼ら」の旅の結末を一緒に見届けて頂ければ幸いです。