「その卵はあなたの子宮。あなたの恋がもし一方通行じゃないなら、夏には赤ちゃんが生まれるわ」 　クリスの卒業翌日に、小さな卵を産み落とした御幸。倉持は、御幸の17の誕生日に成宮に告げられた言葉を思い出す。 　母の親友であった成宮の母から、自らの出生の真実と、卵の秘密、母との再会の希望について聴いた御幸は、決意に満ちて卵をあたためはじめる。 　愛を証明する命は生まれるのか？　そしてその代償とは？ 　御幸を見守る倉持の葛藤の日々をえがいた物語。 *************** ● 仕様　　B6版　小説　108P （2017年7月16日　Diamond Rainbow 4発行） サンプル：https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8399302 ※再版のため、8月中旬以降の発送になります。ご了承ください。 （追記：8月下旬になりそうです。申し訳ありません。） ********** 昨年秋に発行した【無原罪のお宿り（サンプル：https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7368966）】の加筆完結版です。 クリス先輩への想いを募らせて卵を産んでしまう御幸と、見守る倉持のお話になります。 クリ御ですが９割倉持視点です。でもクリ御です。 御幸と鳴ちゃんの両親を中心に設定をがっっつり捏造しておりますので、ご注意ください。 御幸母、成宮母、御幸とクリス先輩の娘など、はっきりと人名があります。