風になる刻
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現代ファンタジー 文庫318頁 2024年6月9日発行 来年に受験を控えた鳴瀬飛鳥は苛立ちを覚える度に頭痛に襲われていた。 もうすぐ春休みというある日、父親から神沢という男をボディーガードをあてがわれる。 反発するものの、送り付けられてくる嫌がらせの手紙は次第にエスカレートしていく。 街中で異形の男に攫われそうになった飛鳥に、神沢は真実を告げる。 「あなたは魔王を封印した『鍵』の生まれ変わりなんです──」 少女に与えられた力と課せられた運命、『鍵』の記憶、怒りと悲しみ。 そして彼女は決断する。 これは、魔王を封印する鍵の半身として転生した少女の物語である。 ※2000年代初頭に執筆した物語であり、時代設定も同様です。 ガラケー全盛期で、連絡はケータイのメールが主流だった頃のお話になります。 異世界ファンタジー小説「緑影騎士」と同じ世界線のラストエピソードとなります。あとがきに「緑影騎士」ネタバレあり。