シナリオ：魔女の死んだ日曜日 推奨技能：とくになし 準推奨技能：戦闘技能、三大技能 推定時間：テキセ６時間～ 備考：16世紀イギリスが舞台 ================================ ▼公開HO あなたの愛する人は村で魔女と呼ばれている。薬学や医学に優れた彼女を尊敬こそすれ、恐れたことはない。あなたは彼女と結婚したいと思っている。 ＜特殊な趣味・職業＞ポイントに+20%の補正 ================================ 「何がいけないのかしら」 彼女は凪いだ瞳で壁にかけられたスワッグを見ながら呟く。 窓の外には長閑な緑とその奥に森が、手前には村が見えた。 「過去も未来も知っているの。だけれど、愛だけがわからないのよ」 ガチャガチャと金属の交わる音がする。 「恋や愛はいつも突然に降ってきて、全てをかき乱していくでしょう？」 魔女を殺せ、魔女を殺せと声がする。 「例えば、そうこれ。魔女を殺すこの最期の日だと言うのに、役人は夫婦喧嘩を起こして私の未来予測から10分も遅れてる」 彼女はガサついた手で俺の頭を撫でると、ふわりと笑った。 「あなたの好きな木苺のジャムが残っているから食べてしまってね」 そう言って、額を撫でてキスを落とす。 「ああ……私のこの感情も矢張り、突然降ってきたものだから」 「愛してる、と言うのが正しいのかしら」 ================================ 本文pdf 本文txt トレーラー４枚 ロゴ１枚