紫月界のプリンセス 水面を目指す泡沫の夢……
- Digital100 JPY

■あらすじ 赤い月が昇る刻限…… 校舎は人の現実から始め、妖しが囲む世界となる。 月は紫の闇と輝き、 悲鳴が幾度も木霊する。 天は闇。 校舎の校門の先には……何もない…… 見つめるのは巨大な紫月と異形だけ…… 小さなきっかけは異界へ校舎を放り投げ…… そこは、異形渦巻く異界の地。 もしくは世界からくりぬかれた……見知った校舎という名の異世界。 屈強な男ですら喰らい尽くす異形の群れが溢れていた。 その世界を訪れることになる森宮一夜は何の変哲もない普通の高校生。 隣の、少女にいつしか恋心を持ち、彼女との触れ合いから願いを叶える魔法の本の存在を知ってしまう。 あくまでお伽噺。 そう訊かされてはいたが、一夜は誘われるように凄まじい蔵書の図書室に眠る、魔法の本を発見して、興味のままに開いてしまう。 そこが誘われる死の世界だとも知らずに……
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