由良君
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短編集 文庫本サイズ 94P これは由良君”以外”の物語。 由良君とかかわった人々の、表題作含め、短編小説三篇を収録。 ◆ ラストワルツは踊れない あの人と、一度くらい手を取って踊ってみたかった。 仕事も生活も順風満帆、水谷が立ち寄ったバーには、大学の同級生の”由良”がいた。 バーテンダーになった由良に、水谷はあの日の思い出と後悔を口にした。 同じダンスサークルで、好きな人と踊れる人たちがうらやましかった、と。 ◆マザーグース・アイロニー カラン、と今夜もバーのベルが鳴る。 今夜もここに集まる人々の物語を、勝手に想像する。 それが木崎の楽しみだった。 ある日、木崎はバーテンダー”由良”と二人で空想を口にしていくことになる。 これは、二人の少し悪趣味な空想遊び、他人の物語を勝手に紡ぐ物語。 ◆由良君 「この本、誰のかわかる?」 地元の街に就職のために戻った合田。 旧友と楽しく酒を呑み交わす。 その中で、取り出した本を彼は皆に見せた。 一冊の本の持ち主を、彼らは懐古する。 首筋に、赤いキスマークのタトゥーがトレードマーク。 長身で、優しくて、 つり目を猫のように緩めて笑う 彼の名前は 由良君 サンプル:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22879577
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