アラスターの死後13年経った1946年、ニューオリンズで再びニューオリンズの悪魔と呼ばれた殺人鬼が活動を再開する。その噂を聞きつけ、ニューオリンズに訪れたとある記者が下宿先の部屋で出会ったのは、ニューオリンズの悪魔事件の真相解明の手助けをするとのたまう奇妙な赤い悪魔だった。 目的不明の悪魔、奇妙な行動をとる下宿先の隣人、いきなり手伝いを申し出てくるハスクと名乗る街の顔役。 それぞれの謀略が入り混じる中、記者は真実に辿り着けるのか。 そして握った悪魔の手の代償は。 上記の感じで進むなんちゃってミステリー怪奇小説です。 パイロット版悪魔アラスターが自分の死後のニューオリンズに召喚されて好き勝手暴れまわります。 まだ存命中のハスクも出てきます。恋愛感情は明確にはありませんがハスク→アラスターにじっとりしたクソデカ感情はあります。 pixivの再録と地獄に帰った後のアラスターとロージーのドライブと、ジェームズの話を少し加えております。