英語の勉強にブランクのある人が英単語の綴りを覚え直すことは、とても素晴らしいことです。しかし、それらの綴りを覚え直すことにアレルギーを示している人は多い。綴りの暗記は苦痛を伴うからです。

この問題点をなくすために、綴りをもっと楽しく、ラクに思い出せるパズルを考案しました。そして、これらのパズルを集めて、「パズル仕掛けの英単語」と名付けた単語帳形式のパズル集を作り、これをこのたび、販売することにしました。 数列は英文に馴染み、「暗号」として使われている位だから、これに英単語の綴りを隠すことができる。この数列を綴りの解読、すなわち「綴りの想起（思い出すこと）、記憶強化」に使わない手はありません。そこで、これと変換表（数字を文字に換字する表 ／ 1a~42zの表）と下線付き例文を用意し、読者がこれらをヒントに、綴りが隠された数列を解読（分割し、分割した数字を文字に変換）しているうちに綴りが現れるパズルを作りました。数列をバーコードのように分割し、分割した部分（数字）を変換表の対応文字に直すと、その綴りを再現でき、記憶強化できるパズルを作ったのです。 パズルは、数列分割の際「その分割では語にならない」と思ったり、分割中に現れた文字で単語が作れないかを考えたり、例文の下線にどんな単語が入るのか推測したりするので、綴りの思い出し、記憶強化に効果があるのです。 

本書は、中１～高１程度の英単語の綴り６９０個を思い出すことができる一問一答式のパズル集です。 まえがき８頁、暗号解読問題 ６９０頁、おまけの息抜きパズル３０頁、あとがき２頁、計７３０頁の構成になっております。暗号解読問題 は変換表をはさんで、上下に２つの問題文、数列、下線付き例文が、次頁はそれらの答えとそれらに関する和文英訳、英文和訳の問題が記されており、綴りの記憶を呼び戻すだけでなく、その使い方を確認できるようになっております。綴りを「覚える」というより「検索し、思い出す」作業がメインになっております。 「例文の下線にはどんな綴りが入るだろう？」と思いながら、解読してみる。数列分割に失敗したら意味不明の文字列が現れる。成功したら綴りが現れ、ジグソーパズルのピースが凹部分にピッタリ納まったときのような「快感」を味わうことができる。 あなたも「数列にどんな言葉が隠されているのか」推理してみませんか。そして、綴りの記憶を呼び戻してみませんか。 赤いボタン「カートに入れる」を押していただくと、ダウンロードできます。