CoC6版シナリオ「赤は絶えず静か」
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「赤は絶えず静か」 私の中を流れる血液は、今溢れ出るこの涙よりも温かい。 ▮シナリオ概要 形式:田舎街クローズド 時代/場所:2020年代の夏の日本の田舎 人数:2PL ※どちらかをKPCにするタイマン改変可 時間:ボイセ約6時間~ HO:公開HOあり、秘匿なし 推奨技能:目星、聞き耳、図書館、交渉系技能、戦闘技能 ※但し拳銃を使う場面はない ロスト率:低~中 ※出目、選択による システム:クトゥルフ神話TRPG6版 使用サプリメント:マレウスモンストロルム、クトゥルフ2010 注意:事前情報、HO条件に合えば継続可。刑事探索者が犯罪に加担すること、また、加担していたという過去が追加されることはない。描写の変化などはあるが、ほぼ一本道。残酷、かつ暴力的な描写を含む。PvPは想定していない。神話生物と呪文に対するオリジナルの解釈などが大いに含まれる。 その他注意:いじめ、差別描写があります。また、土砂災害に関する文章が少しですがあります(災害そのものの細かい描写などはありません)。刑事モノとしては、できることがざっくりしていて、知識もフィーリングの部分が多いです。その辺りはご容赦いただいて、雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。 ▮あらすじ 2020 年代夏。ある連続殺人鬼が刑務所から探索者たちと面会をしたいと手紙をよこす。彼は11人の男女を殺害した罪で探索者たちが逮捕した殺人鬼であり、事件はもう終わったものとされていた。しかし、彼によれば殺害したのは12人で、まだ「12人目」の遺体が見つかっていない、12人目の遺体は、友人に処理を頼んで、それきりだと言ったのだ。自分と似たような危険な思想を持つ友人を野放しにしても良いのか?とも。嘘であったとしても、真実である可能性のある証言を放っておくことなどできず、探索者たちは上司の命で、その友人が潜伏しているのではないかとされる町へと向かうのだった。 ▮HO HO1:先輩刑事 35歳以上であり、以下の事件を担当していた者であること。事件の犯人を直接逮捕したこともあり、思い入れが深いこと。 HO2:後輩刑事 26歳以上であり、刑事になって歴の浅い新人。HO1と共に以下の事件を担当していた者であること。 ※以下の情報は、本文中にも再度提示されます。 『事件概要:簡易』 犯人の名前は以下全てAと呼ぶ。Aは現在39歳、男性。逮捕されるまでは銀行員をしていた。 Aは2000年~2020年代現在に至るまで、20代~60代の11人の男女を殺害した。最後の殺人が未遂に終わり、逃げた被害者が警察署に駆け込んだこと、また、これまでの捜査情報から照らし合わせ、Aを発見、逮捕に至った。Aを逮捕したのはHO1とHO2。 Aは逮捕されると潔く罪を認めたが、動機は不明。Aの自宅から殺害の様子を収めたスナッフビデオ、庭から遺体が発見された。犯行の残虐性から、死刑は免れないのではないかとされている。 ▮zipファイル内容 ・「はじめにお読みください」のテキストファイル ・本編テキストファイル ・本編PDF →全文約23000字中、本編約18000字/PDF30ページ ▮権利表記 本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」 このシナリオはフィクションであり、実在する団体、人物、事件などとは一切関係ありません。 また、犯罪を助長する意図、特定の宗教や思想を主張する意図は含まれていません。 TRPG企画「November Dogs 2024」参加。 2024/11/11 公開。