しーいんぐ・いず・ぺいんふる
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食べなくても死なない鋼のからだになっても ぼくらはパラフィンのもろさで ささくれた畳と仲よくするんだろうな 底の抜けたポケットでΩを計算しながら 胸の平野が 激しくふるえる蒸気に変わった この場所が 生きてていいよって言われなきゃ生きられない人たちの 楽園であってはならない (本詩集収録『エチュード(2010年代の終わり)』より) 「傷」「痛み」による詩表現をテーマとした第四詩集。 現代詩手帖投稿欄入選作や、さまざまな同人に寄稿した詩を含む全39篇。 血のようなツヤ加工がなされた表紙、表紙に貼りつけた紙やすり、リソグラフによる印刷、ざらついた赤い用紙と、デザイン面でもテーマを再現。 詩集としては大きめなB5というサイズ感は「モノ」である生々しさを強め、詩に実体を持たせようとしている。 著者、装丁 髙雄宥人 表紙 金中高貴 B5判、102ページ 全39篇 ※紙やすりの色、粗さ、ちぎり方はランダムとなります。ご了承ください。 ※仕様上、かすれやにじみ等がございますが、デザイン上意図されたものです。世界にひとつしかないデザインをお楽しみください。 【おまけ】 Twitterで行った投票の結果、なぜか僕の卒論のデータが手数料・送料ぶんのおまけでついてきます。こちらは「論文ではない」と講評された、いわくつきの卒論となります。 お暇あったらダウンロードのうえ、ご一読ください。
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